2026.09.22
9月は「健康増進普及月間」。体を動かす時間を、10分増やしましょう
厳しい暑さがやわらぎ、外を歩くのが心地よくなってくる時期です。

厚生労働省は毎年9月を「健康増進普及月間」としています。令和8年度は9月1日から9月30日まで。統一標語は「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 良い睡眠~健康寿命の延伸~」です。同じ期間には「食生活改善普及運動」もあわせて行われ、今年度の重点テーマは「まずは毎日、あと一皿ずつ野菜と果物をプラス」とされています。
どちらも共通しているのは、「まずは、いまより少しだけ」という考え方です。
「体を動かす時間を10分増やし、座りっぱなしを10分減らす」
厚生労働省の啓発ツール「アクティブガイド2023」は、メインメッセージとして「スイッチ・テン(SW10)」を掲げています。呼びかけの中身は、とてもはっきりしています。
体を動かす時間を10分増やし、座りっぱなしを10分減らす
大きな目標を立てるのではなく、いまの生活を10分だけ切り替える。それが出発点、という考え方です。
目安として示されている数字
「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、次のような目安が示されています。
| 対象 | 歩行など(3メッツ以上)の身体活動 | 歩数の目安 | 筋力トレーニング |
|---|---|---|---|
| 成人 | 1日60分以上 | 1日約8,000歩以上に相当 | 週2〜3日 |
| 高齢者 | 1日40分以上 | 1日約6,000歩以上に相当 | 週2〜3日 |
あわせて、座りっぱなしの時間が長くなりすぎないように注意することも推奨されています。立っているのが難しい方も、じっとしている時間が長くなりすぎないよう、少しでも体を動かすことがすすめられています。
数字を見ると「そんなに」と感じるかもしれません。ただ、これは歩行またはそれと同等以上の強度の身体活動についての、1日の合計の目安です。買い物や駅までの道のりなど、日常の歩行も含めて考えます。まとまった運動の時間をつくらなければいけない、というものではありません。
秋のはじめに、無理なく増やすには
- いつもの道を、少し遠回りしてみる — ひとつ先の停留所まで歩く、遠いほうの出口を使う、といった置き換えから
- 座ったままの時間に区切りを入れる — テレビや読書の合間に立ち上がる、家事のついでに体を伸ばす
- 涼しい時間帯を選ぶ — 日中はまだ暑さが残る日もあります。朝や夕方のほうが過ごしやすいことがあります
- 足元と服装を整える — 履き慣れた靴と、動きやすい服装のほうが億劫になりにくいものです
- あと一皿の野菜を添える — 食生活改善普及運動の重点テーマです。汁物に野菜を足す、常備菜を一品置く、といった形でも
仙台は、歩くのが楽しい季節に入ります
当店のある一番町のアーケードは屋根があるので、天気に左右されずに歩けます。抜けた先の定禅寺通から勾当台公園にかけては、ケヤキ並木が続く道です。9月の後半になると木陰の色も変わりはじめ、歩くこと自体が目的になる季節です。買い物のついでに、ひと区画だけ遠回りしてみる。そのくらいから始めてみてはいかがでしょうか。
※持病のある方、治療中の方は、運動の内容や量について、かかりつけの医療機関にご相談ください。
※体調がすぐれない日は無理をせず、休むことを優先してください。
(出典:厚生労働省「令和8年度健康増進普及月間について」/厚生労働省「令和8年度食生活改善普及運動の実施について」/アクティブガイド2023/「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」推奨シート:成人版・高齢者版)
